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こたに医院 の日記

宇宙ごみ。

2012.02.17


地球上空、大気圏の外側、たくさんの
宇宙ごみ(space debris)が飛び交って
います。
電池切れ・機能を失ったり、使用期限を
過ぎた人工衛星・多段ロケット・その他
多くの金属部品などで、大小さまざま、
回収のメドも立っていないのです。

確かに、広大な宇宙ですが、地球上空
は、密集したごみ捨て場の様相で、時
には、少し前のロシア製の人工衛星の
ように、突然落下し、大気圏突入、地上
のどの国に落ちて来るか、分からない
といった話や、国際宇宙ステーションにも
宇宙ごみが接近して、NASAの指示で
高度を下げて避難したりしているのです。
1998年以来、もう13回も、こんな避難が
続いていると発表されています。
今年1月の避難の際のごみはソフトボール
くらいの大きさだったとのことですが、この
大きさでも、衝突すれば宇宙ステーションを
完全に壊滅させるくらいの破壊力はあります。

地表から300~450kmの軌道上で、秒速
7~8kmですから時速25200kmの速度で
飛んでいるのです。
(分かりやすく言えば「落下」し続けて、地上
にたどりつかないのです。)
運動エネルギーは(質量)X(速度の2乗)です
から、どれだけのものか、想像を越えています。
ですから、直径数ミリの微小なごみも軽視でき
ません。
国際的に宇宙ごみの監視を続けるセンターで
は、すでに、9000個以上の宇宙ごみがカタログ
登録されているとか。

また、1963年には、長さ2センチの銅製の針を
5億本近く、散らして、人工的な電離層を作り、
電波を照射して、長距離通信を目指すと言った
「馬鹿」げた実験も行なわれていたことすらあった
模様です。
宇宙ごみについて、全然、認識できていなかった
のです。

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