2011/08/30
やらなければならないこと。



政治の世界では、新しい首相が選出されました。
「火中の栗」を拾うという表現がありますが、よほどの
覚悟がなければ、受けられない役職です。
その点は、同情します。

東日本大震災・津波・原発事故から、５ヶ月半。
被災者の方々の健康状態も気掛かりですし、放射能
汚染も無視できない状態です。
経済問題も、一刻の猶予もない「火の車」。
数年来の不景気に、この震災。
欧米の経済不安の波をかぶって、円通貨の一人高。
輸出も頭打ちだし、放射能汚染で、食品関係も忌避
されています。

ご本人は、自ら「どじょう」と呼んで、土臭い仕事を
しようとされています。
「金魚」の真似はしないとも。
具体的に、より具体的に実体のある政治を期待します。
苦しむ人びとを、早く助けてあげないと。
半年経って、住宅はおろか、「仮設住宅」すら十分でない
この「先進国」を何とかしましょうよ。
そして、１０年単位で、原発周辺の人たち、中でも、子ども
たちの検診、特に甲状腺を中心にした継続的な癌検診も
気長に続けなければなりません。

政党としては、震災前に、すでに、民主党は政治的に破綻
していました。
震災後、緊急性を口実に選挙もできず、続いた管内閣でした。
ここ３ヶ月、民主党が、何ができるか、この国のおとなしい国民
は、じっと見ています。
政治に携わる方は忘れないでください。  

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