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こたに医院 の日記

南シナ海問題。

2011.07.21


今週は、ASEAN(Association of South-East
Asian Nations 東南アジア諸国連合)で、様々な
会合が開かれます。
その中で、最重要な共通議題は、南シナ海の領有
問題です。

南シナ海(英語では、South China Sea、中国
では、南中国海、ベトナムでは、東海、フィリピン
では、West Phlippine Sea 西フィリピン海、
または、Luzon Sea ルソン海)は、その様々な
呼名からも分かるように、以前から、周囲の国の
思惑の絡んでいる場所です。
水深200m程度の大陸棚も広く、もっとも大きな
島でも、海南島程度、他はいわゆる南海諸島。
また、大陸棚では、石油や天然ガスが採掘され
ています。
国家間の利権が衝突する原因です。

中でも、スプラトリー諸島(南沙諸島)に至っては、
なんと、6ヶ国が領有権を主張しています。
中華人民共和国(中国)、台湾をはじめベトナム
マレイシア、フィリピン、ブルネイです。
そして、最近特に不安定になっているのが各国
対中国の領有問題です。
中国という国は、一体、何を目標にしているの
でしょうか?
目の前にあるもの全てを飲み込んでしまうだけ
なら、国家ではなくて、鮫並み。

人民解放軍海軍は、年々、超大な戦力増強を
図っており、軍事力があるから、覇権主義に
走るのか?覇権主義ゆえの戦力増強なのか?
おそらく、「ニワトリと卵」の関係なんでしょうが。
今週、開催中のASEANのいくつかの会合では
各国ごととの交渉として、ASEAN国家の分断化
自国の圧力を有効に行使したい中国と、個別
交渉でなく、ASEAN国家の連携の中で、対中国
交渉を進めたい各国との駆け引きが焦点です。

歴史上、国家というものは絶えずこの領土問題に、
神経をとがらせているものなのですが、お子様
国家、日本だけは、別です。
第二次大戦後のロシアとの、いわゆる北方領土
問題も未解決のまま、ロシアは既成事実化を
目論んでいますし、他にも、韓国との竹島(韓国名、
独島)、やはり、中国との尖閣諸島の問題も、先
行き不明瞭です。
やはり、不思議な国家なのです。

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