こたに医院 の日記
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リビア、その後。
2011.08.24
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日本では、途中、東日本大震災が起こったり
していましたが、その間も、中東の方では
民主化を求め、民衆の蜂起は続いていました。
リビアのトリポリの攻防は、傭兵を含む政府軍
と、反政府軍の戦い、熾烈を極めました。
国家のほとんどの予算が軍事費として使われ
ていたリビア。
他のアフリカの国から、金につられて、やって
来た傭兵たちも、最後まで、ちゃんとお給料
もらえたのかな?
ずっと、カダフィを賛美していた国営テレビも
放送を止め、カダフィの邸宅のあった首都南部
バーブ・アジジャ地区も反政府軍より、制圧され
ました。
けれども、カダフィは、逃げ道として用意されて
いた地下道を抜け脱出、行方不明の模様です。
あれだけの権力を持っていた人ですから、二重
三重の備えをして、逃げのびているのでしょう。
このまま、逃げきれるとは、思いませんが。
そう言えば、イラクのフセイン大統領も、ルーマ
ニアのチャウチェスク大統領夫妻、卑近な例では
オーム真理教の浅原も、逃げてつかまりました。
その後は、醜態をさらして。
歴史は、驚くくらい、卑近な最期を、独裁者たちに
与えます。
今回は、どんな結末が待っているのでしょう?
そして、その後、どんな国が生まれるのでしょう?
まだまだ、目の離せないですね。