こたに医院 | 日記 | 夏休みの終わり。

「なんだか、しんどい」「少し、休みたい」そんなときの「街の保健室」です。

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こたに医院 の日記

夏休みの終わり。

2011.08.26


夏そのものが、お祭りみたいだし
梅雨が明けて、そのまま、ワッショイ
ワッショイ言ってたら、いつの間にか
秋の気配。
やっぱり、子どもの頃、夏休みの残り
1週間切ったあたりが、一番、寂しか
ったかも?
学校のフプール開放も終わって、公営
のプールに行っても、人影も減って。
上下の姉妹の真ん中の男だったし、
8月末の恒例行事の一つが、夏休みの
絵の宿題。
母親が近所のお花屋さんの売れ残りの
花を一束買って来て大きな壷に活けて。
姉や妹は、素直にお絵描きを始めますが
自分は?
自分は、それなりに忙しくて、友だちとの
約束もあるし、朝のうちから、さっさと脱出。
お昼もどこかの家でご馳走になったりして
夕方まで、くたくたになって、遊んで帰ると
あら、不思議。
いつの間にか、どこからか小人さんが出て
来て、自分の分も、絵が描けているのです。
不思議でしょう?
その代わりに、姉や妹からは、冷たくあしら
われるのですが。
この小人さんは、お絵描きの他、詩を書い
たりするので、学校の宿題でも何でも来い
でした。
時代もおおらかで、そんな小人さんがいっ
ぱいいたみたいです。
各家庭に。

て、ここまで書くと、自分でも、甘やかされて
育てられたんやなあ、と思います。
すみません。
でも、8月の末、夏休みの終わり、いても
立ってもいられないくらい、寂しかったのを
覚えています。
お祭りの後の寂しさみたいなのが、たまら
なくって。

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