こたに医院 | 日記 | 年の取り方。

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こたに医院 の日記

年の取り方。

2011.09.04


仕事柄、年配の患者さんと接することが多いです。
自分たちは、つい、年配の方と一括りにしてしまい
がちですが、一人ひとり、違うのです。
当然でしょう。
これまでの人生、食べものも習慣、すべて違うの
ですから。
事によると、若い人たち以上に、一人ひとり偏って
個人差が大きくなっている可能性も増大します。

例えば、小泉改悪の一つ、自由化の掛け声のもと
一気に、さまざまな業種からの流れ込み現象が
見られて、結果、現在、施設ごとの格差が大きい
老人介護施設。
すべてではないものの、デーサービスを取り上げても
いわゆる、乳幼児の保育園めいた「保老園」状態の
施設も多いようです。
アルツハイマーや他の原因から、確かに年配の方には
認知症の方が多いのは事実です。
ただ、対象者を一束一からげにして、そういった認知症
扱いにしてしまう傾向が見られます。
費用や人員の限界から、個別の対応は難しいかも知れ
ませんが、一見、利益追求のみの施設もあるようです。
時間潰しと、お弁当、あとお風呂があれば、十分でしょう
みたいな?
穿った見方かも知れませんが、その老人介護施設に参入
する前に、どんな業種から始まっているかが、どうしても
気になります。
病院や医院などの医療系が主体の施設のすべてが医療
面で充実している訳ではありませんが、外食業や他業種
からの参入よりも、若干、個別の対応ができているような?

自分も、年を取ります。
老人と呼ばれるまで生きているか、もちろん分かりません。
(多分、無理?)
そのとき、どんな風に扱ってもらえるのでしょうか、やはり、
不安です。
と言っても、すっかり、ボケじじいになってしまっているかも
知れないし、そのときは、それなりに「エサがもらえる」ように
「可愛いじじい」になってなきゃと、思っています。
手始めに、回りからどんなことしてもらっても、もらえなくても、
ひたすら「ありがと、ありがと」言えるように、自己訓練しとか
なきゃ。
憎たらしかったら、放っとかれそうで。
実際、可愛い人気者のおじいちゃん、おばあちゃんもいて
はって、よくかまってもらってはりますし。
やっぱりね。

(以上、決して、年配者蔑視や老人介護施設の現状批判の
 つもりはありませんので。念のため。)

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