こたに医院 | 日記 | 「放射能つけた」とか「死の町」とか。

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こたに医院 の日記

「放射能つけた」とか「死の町」とか。

2011.09.10


この国は、いつから、ここまで、お子さまの
国になり下がったのでしょうか?
悲しくてなりません。
また、福島の人びとの気持ちを思うと、いたた
まれなくなります。
ごめんなさいって謝っても、取り返しのつかない
話です。

先日、新しい首相が福島の原発事故の現地を
視察しました。
県庁を訪れ、知事に向かって「福島の復興なく
して、日本の復興はない」などと、説得力のある
言葉を残して。
その足元で、信じられないことが起こっていたの
です。
まさに、原発事故の所管である経済産業省の
蜂呂某「大臣」が、防護服を着て、現地視察後
同行した報道陣に、自分の体をこすりつけて
「放射能をうつした」とか言って、ふざけていた
というのです。
また、この男は、現地視察後、感想を述べて、
「死の町」であったとか、言っています。
この男は、「大臣」の資質を云々する以前に、成人
としての未熟度を考えて、再度、小学校程度の施設
に強制入学させた方がいいでしょう。
そして、自分が言ったことば、自分の行動、態度一つ
ひとつに対して、相手がどう感じているか、毎日、
作文を書かせましょう。
本当に、相手の気持ちを理解することができるまで。
それが無理ならば、この時点で「アスペルガー症候群」
の診断を下さざるを得ません。
「アスペルガー症候群」は、かつては、自閉症と混同
されていましたが、知能遅延はなく、他人の感情を
理解・想像できないことも、頻発症状です。
この男が、学校教育を通して、その点、見逃されて
いたとすれば、この国の学校教育制度そのものも
一度、再検討の必要があるでしょう。

ごく最近、遠いスペインで「福島の英雄」として、原発事故
の作業者や警察・消防の担当が「スペイン皇太子賞」を
受賞しました。
その見識の高さに、感服しました。
そんな報道の直後であっただけに、一層、今回の醜態は
情けなかったのです。

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