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こたに医院 の日記

脱北者。

2011.09.16


9月16日、石川県沖の日本海で、小舟に乗った
9人の漂流者が発見されました。
本人たちは、北朝鮮からの脱北者で、2家族と
独身の1人。
北朝鮮での身分は、もっぱら、漁業に従事して
その漁獲を軍に提供する北朝鮮軍の「軍人」だ
とのことです。
なんだか、日本の明治時代に、北海道に配属
された「屯田兵」制度みたいなものでしょうか?
「屯田兵」は、北海道開拓期に、通常、お百姓
さんしていて、召集あれば、兵隊になるっていう
特殊な軍制でした。
ある意味、原始的な制度でした。
今回の北朝鮮の兵士たちの詳しい仕事はよく
分かりませんが、乗って来た船は、9人が乗る
と、かなり、狭そう。
公園のボートの一回り、大きいくらいのサイズ。
モーターも、もともと、船舶用ではなくて、他の
用途のものを転用したものだとか?
その船で、漁業してたとか?

以前、ヨットの付き合いで、海上保安官の人から
聞いた話では、朝鮮半島から、船を出したら、季節
によって、風向きで、鳥取沖か、秋田沖かに流れ
着くとか。
だから、密航者対策の沿岸警備も、その周辺が中心
になっていると。
そうして、大陸や朝鮮半島から、新しい異民族の流入
が繰り返されたために、秋田美人とか、言われている
っていうのがハナシの落ちでしたが。

今回の漂流者に対して、ここまでの政府の対応は十分
評価できるものです。
脱北者を本国、北朝鮮に帰すと、生命の危険もあること
から、1ケ月の特別在留許可を出し、韓国出国を希望
していることから、韓国政府の受け入れを協議している
とか。
こんな日常の積み重ねから、不毛と言われているこの国
の外交も育って行くのですから。

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