こたに医院 | 日記 | お薬の通り道~麻酔科の場合。

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こたに医院 の日記

お薬の通り道~麻酔科の場合。

2011.09.21


特別なお薬の使い方が多いのが麻酔科
のドクターです。

まず特徴的なのが手術の時の「吸入麻酔」
でしょう。
揮発性のある、麻酔薬を「気化器」に入れて
気管挿管して、閉鎖回路に接続して、肺の
ガス交換機能を利用して、血中に吸収させる
方法です。
注射や内服にはない、独特の方法で、血中
濃度の調整も比較的容易ですし、気化器を
オフにしたら、麻酔の離脱、つまり「覚醒」も
スムーズです。
古典的な麻酔法のエーテル麻酔をもっと、
確実に、安全にしたものです。

あと、麻酔から始まって、今は、科を問わず
行われているのが「神経ブロック」です。
たいていは、局所麻酔剤。
まれに、癌の末期患者さんの場合「神経破壊
剤」であるアルコールブロックもあります。
痛みのコントロールを目的として、神経を目標
にした注射です。
通常の筋肉注射や皮下注射が、痛くないように
神経の刺激を避けますが、神経ブロックは逆です。

実際、麻酔科のドクターは、お薬の使い方に自信
を持ってる人が多いかな?

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