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こたに医院 の日記

復興増税。

2011.09.28


東日本大震災の復興のための財源の
民主党案の大筋が決まりました。
主軸の所得税、あと、法人税、個人住民
税、そして、たばこ税は、1本あたり2円、
1箱あたり40円の増税とのことです。
「子孫にツケを回さない」復興策とのこと
ですが、その肝心の復興のアウトラインも
見えていませんが。
この増税が、妥当かどうか?
今回の震災・津波の被害に対して、一体
いくらかけて、どんな復興を目指すのか?
全然、見えてません。
だから、この民主党案の是非は、自分に
とっては、不明。
それにしても、初めに、増税でそのあと、
復興案?
全然、不可解です。

政府にしたら、あれだけ、義援金を出す
国民なんだから。
震災・津波災害の復興って言えば、黙って
税金の増額に従うにちがいない、って
目論見なんでしょうか?
確かに、復興は重要だし、これだけの災害
ですから、みんなで痛みを分け合いましょう。
けれども、何の計画もイメージもなく、復興を
言い訳にされても、心底の納得はできません。

ベトナム戦争のさなか、反戦運動の一つとして
国家予算の中で、軍事費の占める割合分、
自身の払わされる税金を差し引いて、払うという
ことを、何人かのアメリカ国民がしました。
Taxpayerとしての自覚のもと、税金の行方まで
神経を尖らせての行動でした。
連邦裁判所まで行って、結局、税金は払わされた
模様ですが、Taxpayerとしての、決して間違って
いない行動だと思います。

ただ、古い米英の諺もあります。
それは「死神と税務署は、誰も免れない」っていう
ので、ブラッド・ピット主演の、自分の好きな映画
「ジョー・ブラックによろしく」のメインテーマです。

税金は、政府の権力の行使ですから、自分たちは
結局、取られるだけです。
けれども、それなら、復興案一つ、納得させてくれて
その国家的な夢に賛同して、気分よく、支払いたい
ものです。
Taxpayerとして、それくらいの「ワガママ」聞き遂げて
もらっても、バチ当たらないでしょう、税務署の職員さん?


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