こたに医院 | 日記 | 上海の地下鉄事故。

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こたに医院 の日記

上海の地下鉄事故。

2011.09.27


上海の地下鉄で、後続の列車が前方の列車
に、衝突する事故がありました。
7月の高速鉄道の事故で、40名もの死者を
出した後のことですから、やはり、ハード面、
そして、安全管理に当たるソフト面、ともに
何か、根源的な欠陥があるものと考えざる得
ません。
報道の中には、中国とフランスの合弁会社の
信号システムが、7月に事故を起こした高速
鉄道と、今回の地下鉄と、両方に使われて
いたと、その因果関係を示唆しています。
直後に、その合弁会社は「事故とは無関係」
とのコメントをホームページに発表しましたが。

信号システムに構造上、または、品質面の支障
があったのかどうかは、不明ですが、いずれに
せよ、それぞれの事故で先行する故障はあった
模様です。
機械ですから、あり得ることでしょうが、問題は
両方の事故で、人間による「注意」「徐行」「確認」
によって、システムの故障をカバーしようとする
ように指示が出ていたにも関わらず、単純な人為
的なミスで、1本の線路上の追突事故です。
中国人の電車運転手さんは、よほどの飛ばし屋
ばかりなんでしょうか?
今回の地下鉄事故でも、信号システムの故障が
判明した後、基本的に、電車は徐行して、駅でも
安全確認していたとのことですが、追突した車両の
運転手は、いつもの速度で走っていた可能性も
考えられています。
中国では、経済の発展にともない、地下鉄をはじめ
鉄道や地下鉄が、どんどん、作られています。
信号システムそのものも大事でしょうが、その運用に
当たる人間、また、システムの故障時に、人間の
安全管理の手順の確認と訓練が、今は必要なの
でしょう。

日本との関わりでは、軍備の拡張、軍事システム
の巨大化の中、7月や今回のようなミスは、やはり、
大きな危惧となります。
僭越ですが、事故を起こした運転手たちと、中国
人民解放軍の兵士の業務遂行レベルが同程度だ
としたら、軍備の運用での事故も不安なのです。
失礼ですが。  

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