こたに医院 | 日記 | ききょう、帰る。

「なんだか、しんどい」「少し、休みたい」そんなときの「街の保健室」です。

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こたに医院 の日記

ききょう、帰る。

2011.10.07


うれしいニュースがありました。

ききょうは、奄美大島に住んでいた
5才の牛です。
黒毛和牛の繁殖母牛で、9月25日
26日の台風15号の豪雨で流されて
しまいました。
ところが、6日後、10キロ離れた奄美市
の砂浜で、奇跡的に生きて見つかったの
です。
洪水で、10キロ流されても、生きていた
なんて、うれしくなる話でしょう?
そして、励まされながら、海の中を歩いて
無事、もとの所に戻ったとのことです。

今年の台風は、12号も15号も、相当の
豪雨でした。
戦後最大量の土砂が流出したとの発表も
ありました。
河川の堤防もあっけなく決壊して、この国
が、こんなに、脆くて、弱い国だったのかと、
思い知らされました。
3月の地震や津波、そして、夏の台風。
これでもか、これでもかと、自然は猛威を
ふるいます。

東日本大震災や津波後、半年あまり。
突然、取り沙汰されなくなったCO2対策。
温室効果ガス問題。
地球の温暖化、特に、日本など温帯地域の
熱帯化と気候変動。

原発を推進して、火力発電を減らし、この国
は、さらに、CO2削減をしてみせましょう、と
国連で、演説した首相もいました。
これからは、何を手がかりに生きて行くので
しょうか?
荒々しい自然を前に、困難な時代に直面して
いるのです。
せっかく、うれしいニュースから、始めた文章
ですのに、暗くて、締りのない話になって。

ごめんなさい。

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