こたに医院 | 日記 | 冬至。

「なんだか、しんどい」「少し、休みたい」そんなときの「街の保健室」です。

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こたに医院 の日記

冬至。

2011.12.22


12月22日、冬至(the winter solstice)
です。
1年で、夜が一番長く、昼が一番短い暗い
一日ですが、逆に考えれば、この日から、
春の春分、夏の夏至へと向かって行くのです。
それを古来「一陽来復(いつようらいふく)」
と言って、運気が戻ると言います。
そのためか、冬至には「ん」のつくものが
いいとされて、かぼちゃも「南瓜(なんきん)」
で「いとこ煮(小豆(あずき)と合せて煮る)」
なんか、いただきます。

で、俳句でも、かぼちゃの俳句でも多いかと
思うと、そうでもなくて、意外でした。

貧乏な儒者 とひ来(きた)る 冬至哉 蕪村

仏壇に 水仙活けし 冬至哉 子規

仏壇の 菓子うつくしき 冬至哉 子規

日曜に あたりて遊ぶ 冬至かな 虚子

六波羅に ぼたん見に行く 冬至かな 蛇笏

帆もなくて 冬至の海の 日影かな 蛇笏

自分的には、高濱虚子の句が好きです。

さて、冬は、いよいよ、本番です。
この週末はクリスマスですが寒波が来そう。
雪国のみんなは大変ですが、実は、ホワイト
クリスマス、ちょっと、好きかも。

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