こたに医院 | 日記 | 2012年。

２０１２年。
２月が２９日ある、うるう年ですし、
オリンピックイヤー。
今年は、ロンドンですね。
では、問題。
前回は、どこだったでしょう？
すぐに、北京て、分かった人、３０点。
じゃあ、ロンドンの次、２０１６年は？
ブラジルのリオデジャネイロが正解
で、６０点。
よく、考えたら、まさに、経済的な新興
勢力、BRICs、の世界の桧舞台への
デビュー。
こうなったら、あと、インドだけですね。
気合、入れてもらわな。

２０１２年。
どんな年になるのでしょう？
まず、もうすぐ、９ケ月になる東日本震災・
津波・原発事故からの復興再生。
あと半月で、１７年になる阪神淡路大震災
から、今の神戸までの何倍ものパワーが
必要です。
政府の無策、東電の保身、障害は山のよう
です。

そして、欧州の経済不安。
これは、これから、数年、燻りつづける問題
になります。
その影響で、１ユーロ、１００円では、対欧州
の輸出産業の打撃は相当です。
この対ユーロの円高は、緊急避難の色合い
が強く、逆に言うと、風向きが変われば一気
に、円の叩き売りに変わるでしょう。

また、自民党政権から、続く年に１人の日本の
５人の首相交代は、世界中から、嘲笑の的です
が、日本以外の国、ロシアや米国、その他の国
でも、元首の選挙が続く年です。
その点、世界レベルの政情不安の強まる１年
になりそうです。

さらに、米軍の撤退による、中東の不安定化。
昨年の「中東の春」の夢が、現実の重さで、
自己崩壊してしまいそうな現実の下。
イスラム原理の勢力伸長によって、一層、過激
な勢力が台頭しつつあります。

強引に、支配者の世襲を進めている北朝鮮の
動向も、決して、油断できません。
その北朝鮮を、韓国や日本からの影響の防波堤
として、温存したい中国ですが、そのやり方は、
余りにも、拙稚です。
一部では、地価の下落も始まっていて、バブルの
崩壊も懸念されるにも関わらず、今の軍事増強
は、いずれ、国家の負担となってしまうのは、明らか
ですし。

２０１２年。
そう考えれば、不安ばかりの１年ですが、その中で
楽しいこと、うれしいこと、わくわくすること、ほっと
すること、一つ一つ、数え上げていきましょう。
そして、その一つ一つを、みんなで分かち合いたい
のです。