こたに医院 | 日記 | 保育ママ登録。

橋下大阪市長には、いいブレーンが付いて
いるのでしょうか？
いずれにしても、いいことです。

女性の労働環境や、社会進出にとって
最大の障害が、育児保育問題であるのは
明白な事実です。
それに対して、この国は、冷淡でした。
基本的には、施設保育以外は認めていない
のにも関わらず、その施設の拡充には予算
を十分手当てしない。
よって、半ば黙認の無認可保育施設が増加
不幸なこと、何か事故が起こる度に問題に
なりますが、いつの間にか、忘れ去られる
のです。
都会の核家族化は、当たり前となって、祖父母
に預けることもできないまま、出生率は、どんどん
低下した、この国の将来は明らかに先細りです。
だって、本来、子どもを産んで育てる世代にとって
何ら希望の持てない状況なんですから。
その問題は、高齢化の先進国であった欧米諸国
にもありました。
その中で、自然発生的に登場したのが「保育ママ」
でした。

なんのことはない。
一般家庭で有料で子どもを預かるだけのことです。
けれども、何の努力もしないのに、施設保育ばかりを
口にする行政は、消極的でした。
「保育ママ」を認めてしまって、万一、事故が起こった
時の心配ばかり。
結局、役人の保身ばかりです。

橋下市制の、第一歩めいた決定は、その「保育ママ」
の登録制度を大阪市として、実施しようというものです。
期待して、見守りたいと思います。