こたに医院 | 日記 | 16才のヨット少女。

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こたに医院 の日記

16才のヨット少女。

2012.01.22


オランダの少女が、最年少のヨットでの単独世界
一周を、達成しました。
出発したカリブ海の港にたどり着いたとき、彼女は
16才4ヶ月でした。
素晴らしい快挙でしょう。

ラウラ・デッカーさん。
ヨットで暮らしていた両親の子として生まれながら
のヨット乗りのようです。
6才から、一人でヨットに乗っていたとか。
実は、14才で、単独世界一周の計画を立てた時
は、オランダの児童保護局から、禁止されて中止。
今回は、裁判所からの許可を得て、ようやく、出航。
このあたり、50年前、1962年前、23才で、太平洋
を、初めてヨットで単独横断した堀江謙一さんを思い
出します。
彼も、周囲からも、当局からも、反対・禁止されて、
密航の形で、出航しましたっけ。

2010年8月、スペインのジブラルタルから、14才で
出航した際は、コースの問題で、中止。
昨年1月20日、カリブのオランダ領の島から、再出航
1年と3日で、出発点の港に帰って来ました。
これまでの、最年少記録は、オーストラリアの少女で、
ラウラは、8ヶ月、短縮したことになりますが、オースト
ラリアのマスメディアは、ラウラが単独世界一周であっ
ても「無寄港」ではなかったと報道していたそうです。
また、世界記録の認定で有名な、もともとビール会社の
ギネスは、今回の記録を「今後、年少者の危険な冒険を
助長しないように」認定しないとの声明を出しました。
「ギネスブック」に載るか載らないかは、別にして「今後の
更新は認定しない」という話なら、納得できますが、ラウラ
の記録は認定してあげないと可哀想と思うのは、自分だけ
でしょうか?

誰がヨットでの世界一周の年少記録かという話や、寄港を
したかしなかったかとか、ギネス記録とかは、何だかつま
らないことで、ラウラの言葉が、もっと、大切でしょう。
「(航海中に)自分は何をしているのか、考えたこともあった
けど、投げ出したくなかった。(世界一周は)夢だった。」
ゴールで、待ち構えた記者団にそう語っています。

「夢」が人を駆り立て、人に力を与え、奇跡を起こさせるの
でしょう。

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