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こたに医院 の日記

宜野湾市長選。

2012.01.31


防衛省の省ぐるみの仕業か、末端の
沖縄防衛局の暴走か、分かりませんが
とんでもないことが起こっています。

普天間基地のある宜野湾市長選挙を
前に、防衛省沖縄防衛局の真部朗局長
が、宜野湾市に選挙権のある職員と親族
のいる職員の名簿を作成させたり、その
職員を対象にした「講話」を行ったりしたと
いうものです。
先日、前任者が「女性暴行」発言で更迭。
その後、以前の経験を買われて「間違いの
ない」人事として、着任した後のことだけに、
再度、防衛省の人事責任問題に発展、普
天間基地移転問題にさらに影響の出ること
は必至でしょう。
それにしても、時期が時期だけに、防衛省の
一官僚の、判断に苦しむ行為に、政府も苦し
い対応を迫られています。

この「講話」の内容は、部分的にしか、明らか
にされていませんが、名前は上げなかったも
のの、立候補予定者二名の政策説明や、
「日米安保条約」の意義や重要性を、防衛局
職員を前にして、説明したとされています。
しかし、「講話」の参加者は、あらかじめ、リスト
アップされた宜野湾に選挙権を持つ防衛局職
員に限られており、偏向した「選挙誘導」である
可能性は否定できませんし、実際、参加者も
日米安保条約や自衛隊を容認する保守系候
補への投票をうながすものと受け止めていた
模様です。

行政が保有する「個人情報」の不当な乱用と
いう点では、個人情報保護法にも、抵触する
可能性もあります。
実際、今回は、沖縄防衛局人事課が、宜野湾
市に選挙権を持つ職員と家族について、報告
するように、部内メールで、求めたとのことで、
防衛局全体の体質も、改めて疑われる事案と
なりました。

先日、交代したばかりの真部局長の更迭は避
けられないと思われますが、防衛省の度々の
不祥事に、沖縄県民の皆さんは、もう、あきれ
て、言葉もない様子です。
どうして、沖縄ばかり、こんなことが起こるので
しょうか?
考え、改めるべき点は、多いと思いますが。

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