こたに医院 | 日記 | 「ビスコ」

「なんだか、しんどい」「少し、休みたい」そんなときの「街の保健室」です。

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こたに医院 の日記

「ビスコ」

2012.02.01


懐かしくて、やさしい味。
子どものころからの「お母さんの味」。
みんな、大好きでしょう?
「ビスコ」
大阪のグリコのお菓子です。

そのビスコが、よく売れているんだ
そうです。
震災や、豪雨、そんな災害の続いた
あと、非常食として。
前には「乾パン」っていうのがありました。
召し上がったこと、あります?
硬くて、味気なくて、なかなか食べにくい
まさに「非常食」です。
硬く、焼きしめてあって、保存がききそう
ですが。
旧陸軍の携行食だったんでしたっけ、確か。

それから、考えたら、ビスコは夢みたい。
缶入りの製品が、家庭の非常食として売れる
時代です。

ここしばらく、この国の災害は続いています。
九州の新燃岳の噴火、東日本大震災・津波・
原発事故、奈良・和歌山の豪雨、そして、北
日本の豪雪。
この国は、昔から、そういった災害の多い国
なんですね。
何度も挫かれ、倒れ、そして、起き上がるという。
祖先の労苦は察しても、あまりあるでしょう。
でも、ここのところの災害には、自然の猛威に
加えて、どうしても、人災の部分も見え隠れして
いるのです。
予知・予測はまだ無理だとしても「減災」対策は
できたんじゃないだろうか?
あと、被災後の行政の対応のもたつき。
本来、もっと、迅速に対応すれば、被災された
方がたの苦しみを半減できるはずなのに、この
遅れはなんでしょう?

ビスコが売れるのは、どこか、政府・行政はあて
にならないという、みんなの気持ちの表れでしょうか。

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