2011/12/30
ＡＫＢ４８。



今年度のレコード大賞は、やはり、AKB４８
が、受賞しました。
意外にも、このAKB４８にとっても、主催の
プロデューサーの秋元康にとっても、初受賞
だそうです。

１０日くらい前の音楽シングルＣＤ売り上げの
オリコン「第４４回　年間ランキング２０１１」
でも、結果は、１位から５位までが、ＡＫＢ４８。
６位・７位が嵐。
ＡＫＢ４８は、ＣＤ／ＤＶＤ／ブルーレイの
総売り上げが、１６３億円近くになるそうです。
考えてみれば、この国の「可処分」の円通貨を
持っている階層と金額を考えてみれば、世帯主
のお父さんでも、財政担当のお母さんでもなく、
子どもたち。
その子どもたちの財布を想定して、楽曲の販売
を想定するのが、もっとも、有効なセールスに結び
つくだろうと思われます。
ですから、本来なら、中学校や高校の学園祭の
ヒロイン程度の歌やダンスが、全国区目当ての
マスプロダクション、流通商品として、売り上げを
伸ばしていくのでしょう。

自分は、AKB４８が嫌いではありません。
この有象無象の中から、いつか、本当のシンガー
ダンサーが生まれてくるとすれば、楽しみな話
ですし。
ただ、それ以外の「大人の歌」が、育ってほしい
のです。
毎日、仕事や家事に、クタクタになっている、お父
さんやお母さんが、心安らぎ、元気になれる、そんな
歌を聞きたいのです。


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